《参考画像》
（原画に文字は入っていません）
行方不明原稿の捜索のご協力をお願いします

残念なご報告をいたします。
魔木子のカラー原稿（直筆）が行方不明になってしまいました。
お江戸くの一：変化のお梛事件帖シリーズ：外伝『血池の花』の表紙です。
『いちばん残酷なグリム童話』に掲載されて以来、どこでなくなってしまったのかも分からず、困っています。
単純に紛失なのか、あるいは悪質な盗難なのか、それすら不明です。
幸い、編集部にDTP用データが残っていたので、複製原画を作ることができましたが、直筆原画の行方は知れません。

◆当方は商業誌掲載の漫画原稿・イラスト・挿絵などの原画の売買・譲渡は行っていません。
もしもどこかで売買されていたとしたら、それは盗品です。
売買の場所、または所持している個人や団体、法人を発見した場合、『ぶんか社まんがグリム編集部』または『当方』にお知らせ頂けますと幸いです。

実は原稿が行方不明になったのは、これが初めてではないんです（;_;）
この他にも、現時点で所在が分からない・返還を求めていても戻ってこない（紛失された可能性が高い）作品がいくつかあります。
鎌田の少女漫画時代の原稿とか…。
鎌田・魔木子それぞれの読み切りＢＬ原稿とか…。
魔木子のレディス漫画の中の数ページとか…。
鷲尾の電子書籍版小説データ入りのＣＤとか一。
（ウチの原稿ではないけど、小説の挿絵だけが無くなったケースあったと、某社から聞いたことがあります）

こういうことは、この業界では珍しくないのですが、私たちにとっては大事な原稿なので、できることなら取り戻したいのです。
あるいは、取り戻せないまでも、こういったことがあったという事実を知っていただきたくて、あえてこのような告知を致しました。
その旨、ご理解とご協力を何卒よろしくお願い致します。

それにしても、いったいどこに消えてしまったんでしょうねぇ…。
本当に謎です(--;)
鷲尾の小説データＣＤのように漫画もデジタルで描いて、原稿もデータ入稿していたら、たとえ紛失があっても、マスターデータさえあれば問題はないのでしょうけど。
当方は、漫画に関しては昔ながらのアナログ作業で原稿を仕上げています。
主線も背景もベタも効果線もトーン貼りも、すべて手作業です。
たとえ古いと言われようとも、それが自分たちにとってやりやすい方法なのです。
（デジタルでの漫画描きも勉強中ですが、アナログ原稿と同等の仕上がりにはまだまだならないので…）
こんな古風な私たちですが、万一、どこかで件の原稿を見かけた場合、どうぞよろしくお願いいたします。

★2012年夏ーーーー魔木子・鎌田幸美・鷲尾滋瑠

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